COLUMNリフォームコラム
フローリングのお手入れ方法や交換のタイミングについて
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◇ フローリングのお手入れ方法や交換のタイミングについて ◇
「フローリングが傷んできた・・」
「床のきしみやへこみが気になる・・・」
「床のリフォームを機にお部屋のイメージチェンジをしたい・・・」
などお考えの方はいらっしゃいませんか?
床は、面積が広くお部屋の大部分を占めているので、床をリフォームするとイメージが大きく変わります。
今回は、無垢フローリングのお手入れ方法や、フローリングのリフォーム方法ついてご紹介いたします。
目次
1 無垢フローリングのお手入れ方法
「無垢材」とは、天然のそのままの木材のことをいいます。
無垢材は、自然の木目も美しく、足裏のさわり心地が柔らかくてとても気持ちが良いです。
さらに自然の調湿機能を持ち合わせているので、お部屋の湿度を快適に保ってくれるので赤ちゃんにも安心です。
安全で快適な家づくりに適している床材です。
無垢材のフローリングは日々のお手入れが面倒臭そうと思われている方も多いと思いますが、そんなことはありません。
ただ、複合フローリングとはお手入れ方法がすこし違うのでご紹介いたします。
【塗膜系塗装フローリング】
無垢フローリングの表面を保護するために、ウレタン塗料などで塗装したものをいいます。
撥水性に優れているので、メンテナンスやお手入れが比較的簡単です。
掃除機をかけた後に乾拭きをするだけで十分です。
固く絞れば水拭きをしても問題ありませんが、基本は水拭きはしない方がよいでしょう。
ワックスがけも基本不要です。
【浸透系塗装フローリング】
無垢フローリングにオイルや蜜蝋ワックスなどを浸透させたものをいいます。
無垢材ならではのナチュラル感が特徴ですが、塗膜で保護されていないため、水に弱いのが難点です。
お手入れは掃除機のあと乾拭きをします。
水拭きはNGで、濡れた雑巾やモップ、化学薬品シートなども使用できません。
年に一度、オイルや蜜蝋ワックスの再塗装が必要です。
フローリングの耐用年数は、フローリングや床材の種類で大きく違ってきます。
床材ごとの耐用年数の目安は以下の通りです。
- 無垢フローリング : 30年以上
- 複合フローリング : 10〜15年
あくまでも目安になりますが、経年劣化での傷や汚れが目立ったり、歩いた時に違和感を感じる場合フローリングのリフォームも検討してみてはいかがでしょうか?
フローリングを歩いた時にキシキシ音がするのも経年劣化のサインになります。
木材は湿気によって伸縮・膨張する性質がありますので、経年で木材が変形してしまいます。
変形すると、木材同士が擦れるのでキシキシときしむ音が発生するのです。
また、床下がシロアリ被害に合っている時もきしみ音が出ることがありますので、気になる時は一度専門業者に確認してもらうことをオススメします。
歩くと床が沈む場合は、早急に確認をお願いしましょう。
床材と下地材が剥がれている可能性もあります。
この場合、全面貼替が必要になることが多いです。
下地が傷んだりフローリング自体が変形したりするためです。
下地が傷んでいる場合は、床材を剥がし、下地の修繕をする必要があります。
前述した床材の耐用年数と鑑みて、このような症状が出ている場合には張り替えを検討してみてもいいかもしれませんね。
フローリングのリフォーム方法は大きく2種類あります。
2つの工法の特徴や、メリット・デメリットを合わせてご紹介します。
【張り替え工法】
既存のフローリングを全て剥がして、新しいフローリングに張り替える工法です。
メリット
全て剥がすことで、下地の状態を確認できるので、万が一シロアリ被害に合っていたり、経年による劣化がひどい場合でも下地の修繕も合わせてできます。
見えない下地の確認が出来るため、安心。
デメリット
工期が長く、コストも高くなります。
築10年以上経っていて、フローリングのキズや汚れだけでなくきしみや、沈みを感じる時は張り替え工法をオススメします
【重ね貼り工法】
既存のフローリングの上に専用の接着剤などを用いて、新しいフローリングを重ねて貼り付ける工法です。
メリット
既存のフローリングを剥がす作業が不要になるため、その分工期も短く済み、コストも安くなります。
フローリング材を重ねるので、床の強度と防音性が増します。
デメリット
既存の床材の上から新しいものを重ねるので、下地の確認ができない。
フローリング材を重ねるので床が厚くなるため、ドアなどに干渉する恐れがあります。
フローリングに違和感がなく、気になるのがキズや日焼け、汚れのみという場合にオススメです。
いかがでしょうか?
フローリングのお手入れ方法やリフォームのタイミングについてご紹介しました。
リフォームは既存の床材から別素材の床材に変更もできますし、ペット向けの滑らない素材や床暖房対応など機能性で選ぶことも可能です。
ぴったりのフローリングを見つけてくださいね。
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