COLUMNリフォームコラム
家事が楽になる。家族みんなが過ごしやすいリフォーム
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◇ 家事が楽になる。家族みんなが過ごしやすいリフォーム ◇
いま、効率よく家事ができる間取りや、システムへのリフォームが人気です。
「家事動線」や「生活動線」って意識したことがありますか?
家事をこなすときの移動経路や、人が生活する上での動きのことをいいます。
洗濯の場合、洗濯機から物干し場まで、取り込んだ後の収納場所までが家事動線となります。
毎日のお掃除や料理など、たくさんの家事があるので、家事動線はひとつではありません。
特に、キッチンや洗面所回りなどは、動線が交わりすぎていると、家の中で家族同士で渋滞していまい、効率が悪く居心地も悪くなってしまいます。
家事動線や生活動線を意識したリフォームをすることで、びっくりするほど暮らしがスムーズになりますよ。
今のお住まいに不満や使いづらさを感じている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
1 使いやすいキッチン設備を考える
宅配で届いた重い水や、お米などを運ぶのはなかなか大変です。
スムーズな動線を意識した間取りにすると、普段の生活がグッと楽になりますよ。
玄関→パントリー→キッチンという動線を意識したリフォームはいかがでしょう?
スーパーなどで食材を購入した後、重いものを最小限の距離の移動で収納することができます。
また、キッチンの形でも、動きやすいレイアウトは変わってきます。
アイランドキッチンのように2方向に抜けることができる動線があると、効率よく移動ができます。
家族みんなで料理を楽しむときも、行き止まりがないため、ぶつかることなくスムーズに動ける間取りになります。
調理の流れも考えてみるとよいでしょう。
冷蔵庫から食材を取り出して、シンクで洗い、まな板で切って、コンロで調理をして食卓へ出す。ここまでが一般的な流れです。
また、食事の後は、食器を下げて、洗い、食器棚へ戻すというのが家事動線ですよね。
この流れを踏まえたレイアウトを意識しましょう。
また、キッチンの通路幅も快適な家事動線にとって重要です。
通路幅は、1人で作業することが多いなら90㎝以上、2人で作業することが多いなら120㎝以上は確保するのが理想です。
お互いに気を使わず、スムーズに作業するためには、このくらいの通路幅が必要になります。
すれ違うことだけではなく、冷蔵庫や、引き出しや戸棚を開ける時のスペースも、考慮する必要があります。
キッチンの扉は開き戸ではなく引き戸タイプを採用すると省スペースになります。
キッチンカウンターの高さも家事を楽にするために忘れてはいけないポイントです。
中古物件のキッチンカウンターが低く、使いにくかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
キッチンカウンターの高さは、作業効率や疲労感に大きく関わってきます。
高すぎると肩や首を痛める原因になりますし、低すぎるとかがむ姿勢が多くなるため腰に負担がかかってしまいます。
使いやすいキッチンカウンターの高さは、身長÷2+5㎝が適した高さと言われています。
例えば160㎝の方でしたら、160÷2+5=85㎝が目安になります。
キッチンカウンターの高さは、80㎝、85㎝、90㎝、95㎝が一般的ですが、ほとんどのメーカーで希望に合わせて高さの調整をしてくれます。
ご自身が使いやすい高さをショールームで実際に確認するのをおススメします。
洗濯の家事動線は、「洗濯機で洗う→干す→たたむ→収納する」という流れが一般的ではないでしょうか?
少しでも楽にするために、ランドリースペースやファミリークローゼットをご紹介します。
最近は室内干しユニットを設置する方も増えました。
お天気に左右されず、花粉やpm2.5なども気にせず洗濯物を干すことができる人気の住宅設備です。
室内干しユニットは、ランドリースペースに設けることがおススメです。
ランドリースペースは、洗濯物を干す、畳む、アイロンをかけるを一か所で完了できるので家事効率が高まります。
洗面所は実は家の中でも物が多い場所です。
洗濯物を干したり畳んだりすることができるように広くスペースをとることをおすすめします。
そして洗濯は、畳んだあと家族の各部屋に洗濯物をしまっていくのも大変ですよね・・
これはウォークインクローゼット、これは子供部屋と収納のために家中を歩き回らなければなりません。
洗濯物を片付ける家事動線を短くするために「ファミリークローゼット」を設けるのはいかがでしょうか?
主な衣類をファミリークローゼットに集約させれば、収納のために移動することがなく家事負担が少なくなります。
また、朝のバタバタした時間帯の洗面所の渋滞を防ぐためにも、広い洗面化粧台がおススメです。
いかがでしょうか?
間取りの工夫で家事だけでなく、家族みんながスムーズな動線を叶えることができます。
今のお住まいの使い勝手に不満がある方や、なんとなく効率の悪さを感じている方は、ぜひ動線を意識した家づくりについて一度考えてみて下さいね。
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