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在宅勤務に!職住融合リノベーションのススメ
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◇ 在宅勤務に!職住融合リノベーションのススメ ◇
コロナ禍の中、緊急事態宣言もあり在宅勤務をしている方がますます増えてきましたね。
急に自宅が「オフィス」兼「住まい」になり、いろいろな不便を感じてきている方も多いのではないでしょうか?
現在、労働人口の約16%が在宅勤務をしており、潜在的には約42%の実施者を見込んでいます。
政府も在宅勤務の推進をしているため、ますます広がりを見せるでしょう。
そんな背景から「職住融合リノベーション」に注目が集まってきています。
「職住融合」とは、読んで字のごとく「ワークスペースとプライベートスペースのどちらも兼ね備えた住宅」を指して言います。
在宅勤務に適した住宅といえるでしょう。
いろいろな職住融合リノベーションのヒントをご紹介します。
目次
仕事に使うデスクやパソコンなど、就業するために必要な道具が置けるスペースをきちんと確保できると、ストレスなく効率的に在宅勤務をすることができます。
「分かっていても、住居は狭いし、そんなに予算もかけられない」
「工事業者さんが入って仕事ができないのは困る」
というのが現実ではないでしょうか?
しかし、数日の工事で在宅勤務の効率は上がり、気持ちや時間に余裕が生まれるリノベーションは思い切ってやってしまった方がよいといえるでしょう。
短期間で終了する工事がほとんどです。
在宅勤務をきっかけに、70%の方は仕事に適した環境を整えているそうです。
小さな工夫だけでも、仕事の効率は上がります。
「仕事の資料やパソコンの置き場、収納スペースを作った」
「思い切って部屋の一角に仕事用のスペースを作った」方も多いそうです。
職住融合リノベーションの具体例をご紹介します。
リビングの壁面にワークデスクや造作デスクを設置する
造作家具は、大工さんにご自宅の寸法にぴったりサイズで作ってもらうことができます。
仕事用のデスクとして使うことはもちろん、お子様がいるご家庭ならリビングで宿題をしたりすることもできますね。
ムダなスペースがなく、汎用性が高いので重宝しますよ。
リビングの一角にガラス張りの小部屋をワークスペースとして作る
リビングの一角にワークスペースを作ります。壁で区切らずガラスにすることで、開放的になり、家族の気配を感じることもできるのでおススメです。
仕事に集中したい時は、カーテンやブラインドを閉めれば完全に個室にすることも可能です。
納戸やウォークインクローゼットをワークスペースや書斎と兼用する
ウォークインクローゼットや納戸の中に造作デスクを設置し、収納と書斎や枠スペースを兼ねたタイプです。
個室として周囲を気にせず作業に集中できますし、使わないときは、通常の収納として使用できます。
用途を限定しないフリースペースをつくる
間取りにワークスペースを作るには広さに限界がある場合、ワークスペースと決めつけないフリースペースを設けるのをおススメします。
デスクとチェア、光源があれば、仕事だけでなく、読書や趣味に没頭する場所、家族とくつろぐスペースとしても使えます。
あえて用途を限定しないことで、いろいろな利用ができる可能性が広がるスペースになります。
自宅にワークスペースを作ることによって、「仕事」と「プライベート」のメリハリができます。
新しい生活の形である「職住融合リノベーション」はこれからの住まいづくりのスタンダートになっていくでしょう。
2 賃貸でもワークスペース付き物件が人気!
いま、分譲物件だけでなく、賃貸物件でも部屋の中や共有部にワークスペースがある物件が人気です。
相場よりすこし家賃が高くても空室がない人気物件が多く、最近増えてきているそうです。
大手の不動産企業でも、賃貸物件にシェアオフィスの利用を付与したり、共有部にワークスペースを設置したりする動きが目立ちます。
ブースで仕切られたタイプから、個室タイプなど形式も多様化しています。
Wi-Fi環境が整っているのはもちろん、複合機などを設置しているワークスペースなら、自宅にいながら快適に仕事ができますね。
在宅勤務が増えてきたことにより、長い時間を過ごす「住まい」への関心が高まってきています。
築年数が経過したアパートやマンションは、立地や利便性が高くてもどうしても新築物件より見劣りしがちですが、
ワークスペースがある物件はとても人気があるので、築古物件の空室対策として、大家さんは住職リノベーションを検討してみるのはいかがでしょうか?
在宅勤務がスタンダードになれば、通勤時間を気にする必要がなくなることから、立地に家賃がかかる「職場の近くに住む」必要がなくなり、
その分、住まいにこだわりを持てるようになりますね。
在宅勤務はどうしてもオンオフの境目がなくなりがちですが、ワークスペースを設けることでプライベートと勤務時間にメリハリをつけることができるようになりますよ。
新しいスタンダードになった働き方に合わせて職住融合のリノベーションをおススメします!!
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