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リフォームや引越しをする時の段取りガイド ~仏壇や神棚はどうしたらよいの?~

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  • 知識

 ◇ リフォームや引越しをする時の段取りガイド ~仏壇や神棚はどうしたらよいの?~ 

リフォームや引越しの準備をする時、仏壇や神棚をどうしたら良いのか勝手がわからなくてお困りの方が多いようです。

神棚や仏壇の移動や買替えをするとき、「決まりごとはあるの?」「なにかタブーはあるのか?」など、いろいろ心配になりますよね。

新しい神棚や仏壇に変える時の注意点やルール、イマドキの仏壇の収納リフォームなどをご紹介したいと思います。

 

 

目次

 

1 神棚の移動の仕方 処分はできる?

 

神棚とは、家の中で神様を祀る場所で、正確には、神社からもらったご神札を飾る場所になります。

引っ越しや、リフォームなどで神棚の移動や処分が必要になった時の方法についてご紹介します。

 

「実家を処分することになったなど、神棚の引き取り手がいない」

 

一昔前は実家を継ぐのが当たり前でしたが、昨今生活の仕様は大きく変わってきています。

親世代が亡くなったあと実家を処分するご家庭も多くいらっしゃいます。

住宅事情もかわり、狭小住宅で神棚を引き取るのが難しいというケースもあるでしょう。

長い間家を守ってくれた神様に失礼がないよう、ごみ箱に捨てたりせず、きちんと手順を追って処分をするようにしましょう。

神棚の処分方法は、明確にコレ!という決まったルールはないそうです。

お住いの地域や神社によってさまざまな処分の仕方があります。

まずはお住いの近くや、いつもお参りに行っている神社へ処分方法を確認してみましょう。

処分するものは「神棚本体・お札・神具」になります。

多くは神社に持参してお焚き上げをしてもらいます。神棚本体、お札、神具まで引き取ってくれる神社もあれば、神棚とお札のみのところもあります。

また、ご祈祷が必要になる場合もあります。

費用の相場は3000円~5000円くらいでしょう。

神具は引き取ってもらえない場合もありますので、その場合は塩で清めてから瀬戸物と同じ扱いで処分をお願いしましょう。

 

 

「引っ越しやリフォームに伴う移動。新しい神棚に交換したい場合」

 

神棚は無垢材を使っていることが多く、劣化も目立つので引っ越しやリフォームのタイミングで新しいものに交換する方が多いです。

引っ越しやリフォームで神棚を移動させなければならないときや、新しい神棚に買い替えるときの手順をご紹介します。

 

「報告」

まずは神社に参拝し、神様に移動の報告をします。

神主さんに「魂抜き」をしてもらいますが、最近では参拝だけで済ませる方も多いそうです。

 

「お札の管理」

神棚からお札を取り出し、和紙や布に包んで大切に保管します。

 

「神棚は最後に出す」

引っ越しやリフォームの際、神棚は一番最後に取り外します。

直接床には置かず、箱などに入れます。

古い神棚を処分する際は、前述のとおり神社へ連絡をし、お願いしましょう。

 

「新居で設置・お札も納める」

新居へ着いたらほかの家財道具よりも一番先に神棚を設置し、お札も納めます。

住む地域が変わるときは氏神様も変わりますので、新しいお札を用意し、元のお札は前の住まいの神社へ納めます。

魂抜きをしてもらったときは、新居で神棚に魂入れを神主さんにお願いしましょう。

 

 

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2 仏壇の移動について

 

基本、仏壇はあまり移動させないほうがよいとされています。

居住内での移動の場合は、供養などは必要ありませんが、リフォームや引っ越しで仏壇を家の外にだすときは供養が必要です。

移動の前にお寺にお願いして住職に来てもらい、位牌と仏像と仏壇から精を抜いてもらいます。

移動先で再度設置したら今度は精をいれてもらいましょう。

前述の通り、家の中での仏壇の移動だけなら住職さんにお願いしての供養は不要です。

ただし、仏壇の取り扱いは丁寧に行い、移動の前後には手を合わせて移動の報告を忘れないようにしましょう。

 

 

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3 イマドキの仏壇収納リフォーム

 

せっかくリフォームをするなら、仏壇や神棚の設置場所は、無駄がないようピッタリサイズに設計しましょう!

省スペースを活かして収納兼仏壇にしたり、マンションには仏間がない家がほとんどなので、仏壇自体を来客時など収納できるようにするのがイマドキです。

仏壇をしまっていいのか?バチは当たらないのか?と心配される方もいますが、全く問題ありませんのでご安心ください。

和室やリビングに仏壇を置くと、かなり場所を取ってしまいますよね。

そこで、押し入れやクローゼットをリフォームして仏壇の収納スペースを作れば、部屋を狭くすることなく仏壇を置く場所が確保できます。

リフォームならぴったりのサイズで造作することができますので、余分なスペースが出ません。

また、部屋のインテリアに合わせて、収納場所の扉のデザインを選ぶと景観も邪魔しません。

 

また、もともと押し入れなど収納スペースに仏壇を置く場合、必要な場合は電気配線工事で内側にコンセントを付けましょう。

扉の外につけると開け閉めが大変になってしまいます。

最近は、お盆の提灯などもUSBの充電式や、電池タイプの提灯なども多いので、電気が不要な場合は必要ありません。

 

 

また、神棚もモダンなものやコンパクトサイズのものも増えており、インテリアの邪魔にならず取り入れやすくなっています。

神棚や、仏壇の設置する場合は、リフォームの時に事前に相談をおススメします。

 
 

4 生活スタイルに合わせよう

日本の伝統的な家庭では、仏壇は大切な家族や先祖の霊を祀り、心の拠り所となる癒しの場として重要な存在です。

しかし、現代の生活スタイルが多様化している中で、仏壇の選び方には様々な考慮点があります。

生活スタイルに合った仏壇を選ぶことで、より心地よい空間を作り出すことができるでしょう。

 

スペースにマッチしたコンパクトなデザイン

都市部での生活では、限られたスペースを有効活用することが求められます。

そのため、スリムでコンパクトな仏壇が最適です。

ミニマリストなインテリアにも溶け込むシンプルなデザインは、スペースの制約を感じさせず、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。

 

手入れの簡便性

忙しい日々を送る中で、手入れが煩わしい仏壇は避けたいものです。

手入れが簡単で清潔に保てる仏壇を選ぶことで、気軽にお参りやメンテナンスが行えます。

 

生活スタイルに合わせた仏壇選びは、心の平穏と癒しを提供してくれます。

自分や家族のニーズを考慮し、家庭に溶け込む素敵な空間を築いてはいかがでしょうか。

 

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