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リノベーションで間取りを変えたい!「軽天工事」とは?軽天の大切な役割
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◇ リノベーションで間取りを変えたい!「軽天工事」とは?軽天の大切な役割 ◇
店舗やオフィス、自宅のリノベーションなど、
壁を増設したいときに、
「
聞き慣れない専門用語がに戸惑われることもあるかと思います。
今回は「軽天」「LGS 」は何か?をわかりやすくご説明します。
目次
「軽天」とは、「けいてん」と読みます。
材料が軽鉄材と言われる軽い鉄板で作った天井・・から「軽天」
軽い鉄で「軽鉄」(けいてつ)とも言います。
同じ工事を「LGS 」 Light Gauge Steel(ライト・ゲージ・スチール)と言うこともあります。
軽い( Light )規格(Gauge)の鉄骨(Steel)という意味です。
どれも単純でわかりやすいですね。
軽天工事というのは、部屋を区切りたい時に行う工事です。
壁や天井の下地を作る骨組みを作ります。
軽く薄い鉄板で出来た不燃の材料に専用の金具を使って骨組みを作
ボードの下地にして、表面には壁紙(クロス)を貼ります。
まるではじめからあった壁のように出来上がります。
ひと昔前の建物の間仕切や天井の下地はすべて木材で作られていま
近年では木造住宅を除いて、不燃化の利点からも、
ほとんどの建物が、この軽天(LGS)で作られています。
・耐火性に優れている
まずは耐火性の向上が挙げられます。
木材でできた壁と比べて、軽鉄と石膏ボードでできた壁は燃えにくくなっています。
そのため防火検査にも通りやすいというメリットもあります。
また、木材ではないため、シロアリなどの害虫のリスクも減少します。
・加工性が良い
木材で柱を立てていた時は、
作業を行なっていました。
軽天工事になってからは軽量なため工事もスピーディーに進みます
・環境に優しい
木材を使いませんので、森林環境にも貢献しています。
・コストパフォーマンスが高い
工事がスピーディーに進むため工期も短縮できますし、
軽量なので人材も少なく済みます。
そのため人件費を抑えることができるためコストが削減できます。
大まかな壁の軽天工事の流れをご説明します。
軽天・LGS工事
まずはレイアウトに沿って墨出し作業を行います。
墨出しとは、使用する木材や作業する壁や床、
天井などに水平位置や中心位置を表示することをいいます。
鉄板の厚みが0.5㎜の大変薄くて軽い軽鉄材で骨組みをします。
天井まで柱を立てていきます。
室内と外気の温度差からおこる結露を防ぐために、
骨組みの中に断熱材(グラスウール)を入れることもあります。
断熱材を入れると、冷房や暖房の効率がU Pします。
プラスターボード工事
その上からプラスターボード(石膏ボード)を貼っていきます。
プラスターボードは、丈夫で断熱、
また、
プラスターボードには、基本的に防火性能が備わっています。
防火性能にプラスして機能に特化しているプラスターボードもある
例えば下の階に音が響くことが気になるようなら、遮音性能を備えたボード、
最後にボードのつなぎ目を無くすため、
下地がしっかりしていないと、
配線加工
壁に照明などのスイッチや電話・LANを設置する為、完全に閉じる前に配線をボード内に埋め込みます。
配線の出し口も事前に穴を開けておきます。
クロス仕上げ・塗装仕上げ
下地が整ったら仕上にクロスや、塗装をして完了です。軽天工事をして作った造作壁は、パーテーションと違い、部屋にマッチして一体感があり、とても素敵です!
今回は、「軽天工事」
リノベーションをする時にも専門用語を知っていると、見積もりなども理解しやすく、質問もしやすいですよね。
軽天は、
何より軽天は、木下地と比べると
・コストが安い!
・工事がスピーディー!
・耐火性に優れている!
などなどメリットがたくさんあります。
軽天工事は、屋内の天井や壁などの基盤を構築する重要な工程です。
この下地は、後から施される内装が完成した後でも人目にはほとんど触れることがありません。
しかし、軽天工事がしっかりと行われることで、天井や壁が十分な強度を保つことができます。
軽天にはさらなる機能性を持たせることもできます。
例えば、断熱材を軽天の中に敷き込むことで、防音や遮熱効果を得ることができます。
これにより、居心地の良い安全な空間を作り出すことができるのです。
軽天工事は目に見える部分ではありませんが、建物の耐久性や快適性を高めるために非常に重要な役割を果たしています。
屋内の環境をより良いものにするために、軽天工事の適切な施工が欠かせません。
持て余している広いフロアなど、
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