COLUMNリフォームコラム
オシャレで実用的な設備をご紹介~小上がり・インナーテラス・造作家具~
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◇ オシャレで実用的な設備をご紹介 ~小上がり和室・インナーテラス・造作家具~ ◇
見た目もオシャレで、機能的なリノベーションで人気の住宅設備をご紹介します。
収納を兼ねていたり、多目的に使えるスペースなど・・・
狭小でも、スペースを上手に使って機能的な住宅にしたいですね。
今回は、人気の「小上がり和室」「インナーテラス」「造作家具」をご紹介したいと思います。
目次
1 お手軽に和室を!収納にもなる「小上がり和室」
「小上がり和室」とは、床に高さを作って小上がりになった和室のことを言います。
小上がりの高さも広さもお好みで選ぶことができます。
リビングの中に取り入れられる事が多く、高低差が出きるため奥行き感を演出できます。
リフォームでも新築でも人気のある住宅設備です。
高さはお好みで選べますが、10㎝くらいの高さだと、年配の方や小さな子どもはつまづきやすいので避けた方がよいでしょう。
昇降しやすい高さは20㎝くらいといわれていますが、収納スペースには狭いので、
収納スペースとしても使いたい、くつろぎの場所としても使いたいということで、30~35㎝の高さを選ぶお客様が多いです。
メリット
収納スペースが増える
小上がり和室は、段差の部分に収納を作ることも可能です。
収納スペースを増やすことを目的に、小上がりの和室を作る方も多いですよ。
布団をベッドのように使える
段差があるため、普通の和室に布団を敷いて寝るより、起き上がるときが楽です。
特に高齢の方など足腰が弱ってきた方はとても喜ばれます。
ベッドを置くより布団の方がお部屋も広く使えて良いですね。
正座がつらい方なども、ソファーや椅子の代わりに、段差に腰かけてくつろげるのもうれしいですね。
デメリット
バリアフリーには適さない
布団が敷きやすかったり、起き上がるのが楽という一方で、段差があるため車いすの方や、低い小上がりの場合、つまづきやすく危険になってしまう場合もあります。
「家族が介護が必要になった際、小上がり和室を撤去した」というご家族もいらっしゃいます。
赤ちゃんがいるご家庭も注意が必要
赤ちゃんがいるご家庭は、和室でお世話をすることも多いのではないでしょうか?
小上がりの段差が高い場合、落下してしまう恐れもあります。
寝返りやハイハイをするくらいの時期は特に注意が必要です。
お掃除ロボットが使えない
便利なお掃除ロボットですが、小上がり和室の段差には適応できません。
小上がり部分は別途、お掃除が必要になりますのでご注意を。
和室を作るより、お手軽に小上がりで和室を楽しめますよ。
リビングに奥行きが出て、どんなお部屋のテイストにも馴染みやすいのでおススメです。
「インナーテラス・インナーバルコニー」ってご存じでしょうか?
名前の通り、「室内にあるテラス・ベランダ」のことを指して言います。
テラスと続く部屋はサッシなどで区切られており、テラスやベランダは外にあるものという概念を覆す住宅設備となります。
外の光を取り込む多目的空間として、観葉植物を置いたり、洗濯物を干したりすることもできます。
メリット
お天気に左右されない
なんといってもインナーテラスの最大のメリットは、屋根があるのでお天気に左右されないところでしょう。
花粉や、pm2.5も気になりません。
洗濯物を干していて、にわか雨が降ってきても、あわてて取り込まなくても大丈夫です。
また、インナーテラスならプライバシーを守られているので、安心して洗濯物を干すことができます。
来客時などは、サッシやスクリーンを占めれば簡単に目隠しになります。
防音・遮熱
インナーテラスと部屋の間はサッシやスクリーンが設置されることが多く、窓と部屋の間に空間ができるので、
南向きで日当たりが良すぎる部屋の遮熱効果や、道路に面している部屋の防音効果も期待できます。
デメリット
費用がかかる
通常のベランダやテラスに比べて屋根やサッシなどが必要なため費用はかなり高額になってしまいます。
新しく土台からつくるのか?既存の部屋やベランダを生かすのかでも費用は大きく違ってきます。
部屋が暗くなってしまう
使うサッシなどによっては採光ができず、インナーテラスを設置する部屋が暗くなってしまうこともあります。
窓やガラスの壁などを使うなど、採光や日当たりのこともよく考ええリノベーションをしましょう。
造作家具というと、棚やTV台回りなど、収納家具をイメージする方が多いと思いますが、造作家具でベンチソファを設置するのもおススメです。
ベンチソファは、「ソファ兼収納」で、座ってよし!収納力UP!のアイデアあふれる造作家具です。
部屋に合わせて設計し、ぴったりのサイズで大工さんがその場で作り上げる造作家具は、見た目がすっきりしてお部屋を広く見せてくれます。
オシャレなだけでなく、収納が増えたり、洗濯物をお天気に左右されずに干せたりする実用的な設備をご紹介しました。
限りある広さをできるだけ有効に使って、住みやすい家づくりをしたいですね。
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