１　窓リフォームのメリット

●断熱効果アップ＆省エネ

窓は、熱の出入り家の中でもっとも多きく夏は約70％、冬は約60％の熱が移動していると言われています。

断熱効果の高い窓にリフォームすることで、エアコン効率を上げることができ、省エネにつながります。

●結露対策

結露は室内外の温度差により発生するため、断熱効果の高い窓にリフォームすることにより解決できます。

結露はカビやダニの原因にもなり、喘息やアトピーなどの健康被害を引き起こす可能性もあるだけでなく、家の劣化も早めてしまいます。

●防音対策

内窓の設置やガラスを防音ガラスにすることにより防音性が高まります。

外からの車や電車の騒音、またペットの泣き声など室内の音漏れを防止します。

●防犯対策

泥棒の侵入経路はガラス破りが多く、そのため内窓の設置や割れにくいガラスにすることにより、防犯性を高めることができます。

２　補助金対象の窓リフォームとは？

補助金対象の窓リフォームは、断熱窓や断熱ガラスへの交換など、断熱改修するリフォームが対象です。

●内窓の設置

内窓とは、既存サッシの内側にレールを設け内窓を設置する方法です。

既存のサッシと内窓の間の空気層が、複層ガラスと同様の断熱効果があります。

既存のサッシをそのまま利用するので、マンションでも可能なリフォームです。

●ガラス交換

既存のサッシを利用し、ガラスのみ複層ガラスに交換する工事方法です。

しかし、既存のサッシがアルミ製の場合サッシの断熱性は変わらないので注意が必要です。

●外窓交換

・カバー工法

既存のサッシ枠の内側にもう一つサッシ枠を設置し、複層ガラスのサッシに変える方法です。そのため、新しい枠が入るので窓が少し小さくなります。

・はつり工法

サッシを全て交換する方法です。

外壁を一部解体してサッシ枠を撤去して新しいサッシを設置するので、外壁の解体・補修が必要なため2階以上の場合足場設置が必要です。

・ドア交換

※ドア（ドアに対する内窓を含む）交換については、他の窓の工事と同一の契約であり、同時に申請する場合のみ補助対象となります。

先進的窓リノベ2024事業は、開口部の断熱化に特化した補助金で窓と玄関が対象です。

断熱改修(対象製品あり)が求められているので、補助額は1戸あたり上限200万円と高額です。

申請期間は、2024年3月29日～2024年12月31日ですが、予算が上限に達し次第締め切られます。

対象製品の設置工事で補助額の合計が5万円以上が対象です。

「先進的窓リノベ2024事業」補助金申請方法

補助金の申請方法は簡単、窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォームを行うだけです。

「窓リノベ事業者」とは、補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された施工業者等をいいます。

注意！補助の対象にならないリフォーム

・補助事業に要する経費が補助額に満たない工事

・外気に面していない窓（ガラス）およびドアの交換工事

（玄関が内廊下に面している集合住宅のドア交換は対象外）

・ドア交換（ドアに対する内窓設置を含む）のみを補助対象とする工事

・住宅以外の用途である建物・居室・区画に行う工事

・住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
（いわゆる施主支給や材工分離による工事）

・中古品を用いた工事

・従前より省エネ性能が下がる窓（ガラス）・ドアを設置する工事

・メーカーが保証しない方法により取り付けられた工事

（はつり工法専用製品をカバー工法により設置する等）

窓のリフォームは断熱力効果がアップするので、省エネ対策だけでなく住まいの快適性もアップします。

補助金を活用すれば、お得にリフォームが可能です。

「エアコンが効きにくい」「光熱費が高い」などのお悩みの方は、ぜひ窓リフォームをご検討してみてはいかがでしょうか。

イエスリフォームは、先進的窓リノベ事業の登録事業者です。

補助金を活用したリフォームのご相談やお見積りも承っています。

お気軽にお問い合わせください。