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猫のためのマンションリフォームのススメ。 ネコの生態や人気の設備をご紹介

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◇ 猫のためのマンションリフォームのススメ。 ネコの生態や人気の設備をご紹介 ◇

 

愛猫は、“ペット”というよりも、『大事な家族の一員』という方は多いのではないでしょうか。

ですが、飼い主さんが暮らしているマンション・物件が猫にとっても暮らしやすいか…

というとなかなかそうとは限りません。

人も愛猫も家族全員が快適に暮らせる家にしていくためのマンションリフォームについてご紹介します。

 

 

 

 

 

1 猫が抱えるマンション生活のストレスって?

 

 

 

狩猟本能があり、好奇心・探求心旺盛な猫。

 

・鳥や虫を追いかけてジャンプしたり木に登ったりする

・安心できる場所で外や周りの様子を観察する

・爪のお手入れ、マーキングのために爪を研ぐ

 

そういった動き・生活が猫の本来の姿です。

 

住んでいるマンションの環境によってそういった猫本来の動きを制限してしまうと、マンションでの生活は猫にとってストレスになってしまいます。

 

例えば、外を眺められるような落ち着く場所がない、「壁や家具が傷つくから」と、爪研ぎの場所を確保していない、猫が安心できる高い位置に登れるような場所がない、など。

 

このような環境では、猫は自分のテリトリーである家の中を自由に動けず、運動不足にもなりストレスを感じてしまいます。

 

 

そしてもう一つ、猫のストレスになり得るのが “夏場の暑すぎる室内温度” です。

 

気温が30度を超える時期に部屋を締め切っていると、風通しもなく気温が上がり、猫は不快に感じます。そして最悪の場合は熱中症を起こすことも。

 

マンションは戸建て住宅に比べて気密性が高く、上手く換気がされないこともあるため注意が必要です。

 

部屋の換気・風通しに気を付け、猫が自由に涼しい部屋に出入りができるよう配慮しましょう。

 

猫がマンションで暮らすうえでストレスを感じるかどうかは、“外に出られるか出られないか” ではなく、マンションであっても猫が快適に暮らせる室内か、好奇心が満たされるような動きができるか、で大きく変わってくるといえるのではないでしょうか。 

 

 

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2 猫のためのリフォームは何が必要?

 

 

 

 こちらでは具体的に、猫が飼い主さんと一緒に心地よく過ごせるお部屋にするためのリフォームについていくつかご紹介します。
 
 
 
~収納棚や壁を生かしたキャットタワーorキャットウォーク~
 

壁に付けて設置する収納棚は、あえて段差をつけて配置することで、猫の遊び場も兼ねることができます。

収納棚から飛び乗れる位置から壁づたいにキャットウォークを設置すると、猫にとってはさらに遊べる範囲が広がって、運動不足やストレス解消にも役立ちます。

 

 

~自由に出入りができるネコ専用のキャットドアを設置~

 

最近、ペットのいるご家庭でリフォームを考える時に多いのが「キャットドア」の設置。

冷暖房をつけているとき、家を留守にするとき、など部屋のドアを閉めておきたい時って結構多いものですよね。

そんな時でも、トイレに行ったり、お気に入りのお部屋に出入りをしたり、猫が自由に部屋を行き来できるようにするために既存のドアにも設置ができる「キャットドア」はおすすめです。

簡単な扉がついていますので、冷暖房の空気が逃げることもありません。

「キャットドア」以外にも、思い切って壁の一部をくりぬいて『猫だけの通路』を作ってしまうのはどうでしょうか?

壁に穴を開けるのには抵抗もありますが、もともと狭い通り道が大好きな猫にとっては、自分だけが自由に行き来できる通り穴はとても魅力的なはずです。

 

 

~傷や汚れに強く、消臭機能のある壁紙&防水性のある床材を選ぶ~

 

高いところに登りたがるのが猫の本能。

高い場所が好きなネコのためにキャットタワーやキャットウォークを設置したりすると、どうしても猫が爪研ぎをしたり、壁紙に傷が付きやすくなります。

 

最近は、壁紙は汚れや傷に強い素材のものも多くあります。

そして猫に限りませんが、ペットを飼っていると臭いが気になるという方も多いのではないでしょうか。

 

腰壁リフォームもオススメです。

腰壁は壁の下部分を覆うため、猫が壁を傷つけたり壁紙を引っ掻いたりすることを防ぐことができます。

腰壁があると壁面の保護に役立ちます。

 

そういった時には消臭機能のある壁紙を選ぶと良いでしょう。

もちろん、防汚・耐傷・消臭、全てを兼ね備えた壁紙もありますので、猫がよく通る・使う場所にはそういった壁紙を選ぶと良いでしょう。

 

そしてもし、トイレを玄関(タイル)以外の場所に置く場合は、念のためクッションフロアなど防水性のある素材を使用する方が良いかもしれません。

 

 

 

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3 DIYでやってみよう!

 

 

 

猫と一緒に快適に暮らすためのリフォームには、意外と自分でDIYできるものが多くあります。

その一部をご紹介します。

 

 

~爪とぎ・傷対策~

 

外で飼われている猫は外に生えている木などで爪とぎをしますが、室内飼いの猫は専用の爪とぎを用意しなければなりません。

 

しかし、猫によっては爪とぎを用意していてもなぜか壁や柱で爪をといでしまう事も。。。

 

そんな時に便利なのが、壁の保護シートや爪とぎが防止できる「保護シート」や「パネル」です。

 

保護シートはペットの傷を防ぐための専用のものが売られています。

 

パネルも、単色のものや木目調のものがありプラスチック製のため壁に取り付けることで爪が引っかからず安心です。

 

両方とも簡単に壁に貼り付けることができますので、どうしても壁で爪とぎをしてしまうという場合には壁そのものを保護するのが良いでしょう。

 

 

~猫の足腰の負担を軽減するためにクッションフロアへ貼り替えリフォーム~

 

猫が毎日飛び降りたり寝転んだりする床には、衝撃を吸収する性質があり猫の足腰に負担をかけにくいクッションフロアがおすすめです。

 

クッションフロアは表面が塩化ビニル素材のため水濡れに強く、水をはじくため拭き取りも簡単です。

 

材質も薄いシート状で柔らかいので、ハサミやカッターで簡単に切ることができます。

両面テープでも貼り付けができるので、女性にも扱いやすくDIYにピッタリです。

 

猫の飲み水や食事を置く場所、トイレなど汚れが気になるところだけをクッションフロアに貼り替えてリフォームするのも良いかもしれません。

 

 

~猫が遊べるキャットウォーク~

 

市販のキャットタワーだけではなく、最近は壁に板や小さな棚を取り付けてネコが歩けるキャットウォークを取り入れる方が多くなってきています。

 

キャットウォークは、

・工具 ・天板(or小さめの棚)・棚受けの金具・ビス(ネジ)があれば比較的簡単に取り付けができます。

 

壁のどの辺りにキャットウォークを取り付けるかをイメージし、棚受けをビスで固定。固定された棚受けの上に天板をのせ、ビスで棚受けと天板を固定するだけです。

 

部屋のコーナースペースは大きめの板を取り付けて猫がくつろげる場所を作ったり、窓の外が覗けるような位置に取り付けてみたり、工夫次第で猫にとって楽しくくつろげる空間にすることができます。

 

上記以外にも、段ボールや麻紐を使って爪とぎを作ったり、DIYでできる事はたくさんあります。

リフォーム業者にお願いする猫のためのリフォームと合わせて、ご自身でもいろいろなDIYを楽しんでみてください。

 
 

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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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