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天井リフォームを考えた時に知っておきたい事
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◇ 天井リフォームを考えた時に知っておきたい事 ◇
「経年からくる汚れや、雨染みが気になるから天井の壁紙を貼り替えたい」
「天井の高さを上げて開放的にしたい」
「部屋のイメージチェンジをしたい」
「断熱材を入れたい」
天井リフォームをお考えのお客様からは、様々なご要望を頂きます。
お部屋の大きな面積を占める天井は、リフォームすることでお部屋のイメージをガラリと変えることができます。
破損している個所の補修だけでなく、カフェのようなオシャレ空間にリノベーションすることもできますよ。
天井リフォームをする時の注意点などをご紹介します。
目次
【穴や破損】
天井の小さい穴や、破損部分を放置して穴が広がってしまうと、冷暖房がうまく効かなくなったり、湿度が天井裏にたまってしまうことがあります。
湿度は家に大敵で、カビの発生や繁殖の原因になってしまいます。
破損や穴が小さければ、パテなどで簡単な補修をするだけで修繕ができますが、大きくなってしまうと天井のボード自体を交換する必要が出てきて、費用が嵩んでしまいます。
小さな破損や穴なら修繕費用は平均20,000円から50,000円くらいです。
ボードを交換するなど大掛かりな工事になると100,000円を超えることもあります。
【雨漏りや水漏れ】
天井に雨漏りの染みがあるときは、天井の張替えやリフォームはもちろん必要ですが、雨漏りの原因を確認するのも大切です。
屋根材の劣化や、瓦屋根の場合は瓦のずれや破損も考えられます。早急にリフォーム会社へ連絡して補修工事を行ってください。
雨染みがあるのをそのまま放置していると天井の腐食が進み、最悪な場合、天井が落ちてくることがあり大変危険です。
腐食が進めば進むほど、工事費用が高くなってしまいますので早めの対応が大切です。
腐食している天井の修復費用は50,000円以上かかることが多いです。
こちらも腐食が進んでいるとどんどん理費用が嵩みますので早めの対応が必要です。
【クロス張替え】
シミ汚れや経年劣化などが気になってきたらクロスの張替えをおススメします。
クロス張替は、天井だけでなく、一緒に壁のクロス張替も一緒にする方がほとんどです。
同時に施工した方が、それぞれ修繕するよりコストも抑えられますし、デザインなどのバランスもとりやすいです。
クロスには湿度をコントロールしてくれる調湿や、防音、消臭機能など、機能性に優れた製品が多数あり、用途に合わせて採用する方が多くなっています。
クロスの張替や塗装の費用相場は、20㎡あたり2~3万円位です。
クロス張替の時に内部のボードが傷んでいた場合は、ボード交換費用が追加されます。
天井を高くすると、解放感があり、部屋が広く感じるので大変人気があるリフォームです。
しかし、構造上リフォームが難しい場合もあり、注意が必要です。
特にマンションなど集合住宅の場合、管理規約に違反がないかも確認が必要ですので注意しましょう。
マンションの天井は「二重天井」と「直天井」と構造タイプが2つあります。
二重天井タイプは天井が二重になっているので、内側の仕上げ材を抜くことで、天井を高くすることができます。
直天井タイプのマンションでは天井の高さを変えられるスペースがないので、天井を高くするリフォームはできません。
戸建住宅の場合でも、2×4住宅では天井リフォームはできません。
なぜなら2×4住宅は、壁、床、天井がそれぞれ面によって支えている構造なので、天井や壁を抜くことができないからです。
さらに戸建住宅、マンションなど集合住宅いずれの場合も、換気口やエアコンのダクトを移動することはできないので、
住宅設備の位置によっては、希望通りのリフォームができない可能性があることも覚えておきましょう。
天井の高さを変えるリフォームの費用相場は、天井の構造によるため一概には言えません。見積もりをしっかりとりましょう。
天井を高くした時に、シーリングファン付きの照明など、重量があるものを天井に取り付けたい場合は天井の補強が必要になることがあります。
オシャレで部屋の空気を循環することができるシーリングファンは人気ですが、製品によっては20㎏以上の製品もあり、天井の補強をしないと取り付けができない場合があります。
補強工事と取付の両方を工事業者へ依頼すると安心です。
壁や床下だけでなく、天井に断熱リフォームを施すこともできます。
寒すぎる、暑すぎるというお悩みがあるお宅におススメです。
天井の断熱リフォームは、「天井裏に断熱材を敷く方法」と「天井の下(部屋側)に断熱材を入れる方法」と大きく分けて2種類あります。
天井裏に断熱材を入れる場合、湿気がたまりやすくなるので換気対策が欠かせません。
湿気は家を傷めてしまうので、一緒に換気口の設置を合わせて行う場合もあります。
天井下に断熱材をいれる方法は、天井裏に施工したときよりも効果が低い傾向がありますが、天井裏に断熱材を入れることができない構造の家などでは採用される方法です。
必要な費用は、床面積60~100㎡の戸建ての場合だと、20~40万円くらいです。
換気口の取り付け工事費が必要な場合、さらに費用が加算されることもあります。
天井のリフォームについてご紹介しました。
気になる方は一度見積りをとってみるのをおススメします。
天井は複雑な構造となっていることが多いので専門業者にしっかりみてもらいましょう!!
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