COLUMNリフォームコラム
使いやすい位置にコンセントの増設工事をしませんか?
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- 知識
◇ 使いやすい位置にコンセントの増設工事をしませんか? ◇
日々の生活の中でのちょっとしたストレスをなくしませんか?
スマートフォンやPC、ゲームの充電、便利な調理家電に美容家電・・・
家の中は家電に溢れています。
生活を豊かにしてくれる家電は、コロナ禍でのおうち時間を増えたことから需要はどんどん増えてきています。
それに伴い、部屋のコンセントが足りなかったり、位置などに使い勝手の悪さを感じている方も多いのではないでしょうか?
コンセントは増設工事で増やすことができます。
おススメの設置場所や、増設する時のポイント、施工の費用と相場などについてご紹介します。
目次
1 おススメコンセント位置
基本のコンセント位置とは別に、増やしてみたら快適になった!と言われるおススメのコンセント位置をご紹介します。
忘れがちな箇所も多いと思いますのでぜひ参考になさってみてくださいね。
【収納兼充電場所クローゼットなど収納の中】
・お掃除ロボットのホームベース基地や、コードレス掃除機の充電場所
・ノートPC置き場(充電)
・シュレッダーやプリンターなどOA機器
・ルーター
クローゼットなど収納スペースの中は、コードのごちゃごちゃも隠すことができるのでおススメの箇所です。
一番下段を少し上げて扉を設置し、お掃除ロボットのホームベース基地として定位置を作るのもスッキリしておススメです。
【人が集まるリビング】
・TV・AV機器周り
リビングは家族が集まる場所ですので、必然的にコンセントが必要になる場所です。
新築物件ではほとんどの家がTVは壁掛けでスッキリさせるために、隠蔽配管工事を行いコード類をスッキリさせる方が多いです。
それに合わせてコンセント位置も今までのように下部だけではなく、TVに近い箇所や、AV機器を置く場所の近くに作りましょう。
そうしないと多くのAV機器やゲーム機器のコードが見えてしまってスッキリしません。
・ソファ周り
くつろぐソファ周りにもスマートフォンを充電できるようにちょうどいい位置にコンセントがあるといいでしょう。
ソファの高さを鑑みて位置を決めましょう。
・フロアスタンドなど間接照明用
ちょうどいい高さ、コードがスッキリする位置ににコンセントがあるとよいですね。
・ウォールシェルフなど飾り棚
季節の飾りには、小さなツリーや、お雛様などコンセントが必要なものもあります。
また、加湿器やアレクサなど小さな家電の置き場所にも重宝しますね。
【キッチン・ダイニング】
・キッチン作業台
キッチン前の壁には多めのコンセントがあると便利!!
ホットクックやノンオイルフライヤーなど、少し前まではメジャーでなかった調理家電が増えてきました。
毎日は使わないけど、ハンドミキサーやジューサーなどを使う時にコンセントに余裕がないと面倒ですよね。
キッチンには多めのコンセントをおススメします。
・ダイニングテーブル付近
電気ホットプレートや、タコ焼きパーティーをするときに延長コードを使うと、足を引っかける危険があります。
ダイニングテーブル横にコンセントがあると安全です。
ホットプレートは消費電力が大きいため、たこ足配線で使うと危険です。
また、在宅勤務をするときにダイニングテーブルでPCを使う方にもおすすめです。
【洗面所】
洗面所は意外とコンセントを使う場所です。
・ドライヤー
・美容家電
・シェーバーの充電
・電動歯ブラシの充電
家族の人数や、使う家電に合わせてコンセントの数を考えてみましょう。
シェーバーや、電動歯ブラシの充電、ドライヤーは、収納棚の中に定位置を設けてコンセントを設けるとスッキリします。
【玄関・屋外】
・電気自転車のバッテリー充電
・クリスマスイルミネーション
・虫よけディフューザーなど
・高圧洗浄機、草刈り機など使用のため
・防犯カメラの設置
意外と玄関や屋外もコンセントがあると便利な箇所です。
特に電動自転車のバッテリーは、室内に持ち込みたくないですよね。
充電時、部屋にあると邪魔ですし、砂汚れなど部屋に持ち込まないように、玄関に定位置を作って充電もできるとよいですね。
【寝室】
・枕もとのスマホの充電
・手元照明
・電気毛布・乾燥機・加湿器など
スマートフォンは、目覚まし時計として利用する方がほとんどで、就寝中に枕もとで充電をする方が多いでしょう。
ベッド周りのコンセントは必須です。
コンセントを増設したい!自分でDIYでやってみよう!と思った方はストップです!!
コンセント増設の工事は素人が行うのは違法になります。
コンセント増設工事は、知識をもった人が正しい手順で行わないと事故に繋がる恐れがあるため、必ず電気工事業者に依頼をしてください。
コンセントの増設工事の費用相場をご紹介します。
ご依頼の多い「新規の設置」と「口数の増設」の2つの場合から見ていきましょう。
【新規でコンセントを設置する場合】
・費用相場:15,000円〜20,000円程度
※このほかに、壁紙の張り替えなどが必要になる場合もあります
【コンセントの口数を増設する場合】
・費用相場:5,000円~10,000円程度
※コンセントの口ごとに電圧を変える場合は、配線から工事するので料金が高くなります。
コンセントまでの距離や工事内容によって費用の変動がありますので、しっかり見積もりをとりましょう。
家庭で使える電気量は、電力会社との契約で決まっており、契約量を超えるとブレーカーが落ちてしまいます。
頻繁にブレーカーが落ちる場合は、電気容量不足が考えられます。
コンセント増設をしてブレーカーが落ちるようになったら本末転倒です。
まずはコンセントの数と位置を確認し、一つの回路に消費電力が集中しないよう回路を配分してもらいましょう。
全体の容量が足りないときは、分電盤の容量を上げることもできますが、容量を上げると基本料金が上がることもお忘れなく。
また、マンションの場合は容量を勝手に上げることができない場合もあるので事前に確認をしましょう。
昔に比べ、家電製品は格段に増えています。
しかしコンセントの数はそのままという家も多いのではないでしょうか?
家電の数、家族の人数なども考慮してコンセントの増設工事を考えてみませんか?
生活の質がぐっと上がること間違いありません。
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