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一戸建てはなぜ寒い?リフォームで暖かい家にしよう

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◇ 一戸建てはなぜ寒い?リフォームで暖かい家にしよう ◇

一戸建ては、マンションと比較すると「寒い」というイメージがありますよね。

実際、マンションから一戸建てに引っ越したら冬の寒さがツライという不満を多く聞きます。

なぜ一戸建てはマンションと比べて寒いのでしょうか?

寒さの理由、寒さに有効なリフォーム、寒さによって起きやすいヒートショック対策などをご紹介したいと思います。

対策を講じて暖かい家を作りましょう!

 

目次

 

 

1 一戸建てが寒い原因とは?

 

なぜ一戸建てがマンションに比べて寒いのかは、構造的な問題になります。

一戸建ては基本的に木造住宅で、マンションは鉄筋コンクリート造がほとんどです。

断熱性や気密性は鉄筋コンクリート造の方が優れています。

木造住宅は、経年とともに木材の縮みや反りなどが生じるため、どうしても隙間ができやすくなります。

そのため隙間風が入りやすくなり、冬場暖房をつけても隙間から暖かい空気が逃げることになってしまうのです。

また、一戸建て特有の間取りも暖かさに大きく影響します。

一戸建ては、吹き抜けがあったり、リビングに階段があると、暖かい空気は上る性質ですからどうしてもなかなか暖まりにくくなります。

開放感のある造りはとてもステキですが、寒冷地にお住いの方は、足元から暖める床暖房や、上下の空気を循環させるサーキュレーターの設置など暖房効果を効率よくするための方法も考えなければなりません。

そして一戸建ての寒さの原因の一つに窓や開口部が多いというのがあります。

大きな窓は見栄えもよく、採光もできてメリットばかりに思えますが、暖かい空気の60%以上が窓や開口部から逃げてしまうといわれています。

家が暖まらない、暖房が利かないといった問題は、断熱性や気密性の低さが原因です。

事項では、断熱性や気密性を高めるリフォーム方法についてご紹介します。

 

 

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2 断熱性・気密性を高めるリフォーム

 

家が暖まらない理由は、住宅の断熱性や気密性が低いのが原因です。

建物の壁には断熱材という寒さや暑さを遮る役割の建築資材です。

新しい建物には断熱材は施されているのがほとんどですが、経年と共に断熱材が湿気で重くなり、下がって隙間ができてしまうと断熱性が下がることがあります。

劣化した断熱材では役割を果たしませんので、断熱リフォームで新しい断熱材を充てんしたり、新しい断熱材に交換する必要があります。

 

前述したとおり、一戸建ては木造住宅がほとんどです。

木材は湿気などで膨張したり、縮んだりするため隙間ができやすくなります。

そのため、隙間風が入り込みやすく暖房が効かなく、寒い家になってしまうのです。

熱を絶って気密性を上げると暖房や空調が効きやすい「夏涼しく、冬暖かい家」を実現することができます。

 

寒さ対策で一番重要なポイントは「窓リフォーム」と言われています。

窓から逃げる熱をなるべく少なくするのが暖かい家をつくるための近道です。

窓のリフォーム方法として、決め手となるのは、「ガラス」と「窓枠サッシ」です。

 

既存の窓の内側に内窓をつけて二重窓にする方法と、ガラスを複層ガラスに変える方法があります。

内窓取付は比較的お手軽なリフォームです。

 

古い家の場合、サッシ自体が歪んでいることがあります。

サッシに歪みがあると隙間ができて気密性を損なうので、サッシごと新しい物への交換をオススメします。

古い物件の場合「アルミサッシ」がよく使われていますが、アルミサッシは熱を通しやすいので断熱性がよくありません。

新しい建物に採用されることが多いのは断熱性がある「アルミ樹脂複合サッシ」です。

寒冷地や、新しい住宅には採用されることが多く、断熱を謳っている建物の多くに使われています。

ガラスは複層ガラスのものを選びましょう。

空気の層をつくることで、家の断熱効果がUPします。

 

簡単にできる寒さ対策として、カーテンを変えるのもオススメです。

厚手のカーテンにすることで、外の冷気を抑えるとともに、窓から外に逃げる熱をシャットアウトする効果が期待できます。

 

 

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3 寒さから引き起こされる「ヒートショック」について

 

ヒートショックとは、急激な温度の変化で血圧が急に変わり、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす現象です。

入浴中に亡くなる方の多くが、ヒートショックが原因と言われています。

実は、ヒートショックで亡くなる人の数が交通事故で亡くなる方よりずっと多いのをご存知ですか?

暖かいリビングから寒いお風呂やトイレに移動すると血圧の変動で負担がかかります。

ヒートショック予防のためにも、お風呂・脱衣所、トイレも暖めましょう。

 

冬のお風呂やトイレを快適にするリフォーム例やアイデアをご紹介します。

 

・お風呂の床はひやっと感じさせない、滑らない素材を採用する

・浴室乾燥機を可動させて風呂場を暖めておく

・脱衣所やトイレには温風式の小型暖房機を置く

・トイレは、暖房便座に交換リフォームをする

 

暖かい家づくりは健康にとても関係が深いです。

健康に快適に暮らすために、断熱・気密リフォームをオススメします。

快適に生活できるだけでなく、暖房費の節約になったり、防音も期待できるメリットもありますよ。

ぜひご検討ください。

 
  
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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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