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湿気対策でカビを撃退!リフォームでできること
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◇ 湿気対策でカビを撃退!リフォームでできること ◇
間もなくやってくる憂鬱な梅雨のシーズン。
建物にとっても湿気や結露は大敵です。
カビやダニの発生する原因となり、健康への影響にも繋がります。
建物と家族が快適に過ごせるように、これからやってくる梅雨のシーズンに向けて「湿気・結露対策」をしっかり行いましょう。
湿気や結露にお悩みの方はぜひ参考になさってください。
目次
1 お部屋の湿気・結露対策
近年の住まい特にマンションは気密性が高く、冷暖房効率が高いのがメリットです。
しかしそれと同時に、通気性が低くなるため湿気がこもりやすくなる点がデメリットとなります。
効率よく湿気・結露対策ができる方法をご紹介します。
二重窓の設置・ガラスをペアガラスに交換する
気密性が高い特にマンションは、室温を一定に保ちやすく、保温性に優れています。
そのため室温と外気温の気温差が大きくなると結露が発生しやすくなってしまいます。
結露は放置するとカビやダニの発生だけでなく、腐食により建物を傷めてしまいます。
既存の窓の内側に内窓を取り付けると、既存の窓と内窓の間の空気層により、断熱効果が生まれ、結露を防ぐことができます。
マンションは、窓は共有部分にあたるため勝手に変更はできませんが、内窓は部屋の中(専有部分)に取り付けるので、工事可能なことがほとんどですが、マンションの管理組合への確認はきちんと行いましょう。
また、サッシはそのままでガラスをペアガラスに変更するという方法もありますが、こちらも管理組合への確認はお忘れなく!
二重窓や、ペアガラスは断熱性に優れているので、冷暖房効率がUPするのでオススメです!
24時間換気システムを活用する
2003年以降に建てられた建物には24時間換気設置が義務つけられています。
もしかしたら冷暖房の効率が下がる、換気扇の音がうるさいと切ってしまっている方はいませんか?
気密性の高いマンションではお風呂やキッチンの利用ですぐ湿度がこもってしまいます。
24時間換気システムは名前の通り24時間稼働させ、給気口と換気扇のフィルターの掃除をしてきちんと稼働させましょう。
調湿建材を活用する
壁を漆喰や珪藻土といった安全な自然素材で湿気対策ができます。
見た目もナチュラルでおしゃれなのに、調湿もできて人気があります。
また、LIXILから販売されているエコカラットは、土壁からヒントを得て作られた日本の伝統的な素材と最新技術を組み合わせて生まれました。
無数の小さな孔が空気や湿度を吸収・放出をすることで、室内の湿度を調節、さらに臭いや有害物質も吸着・除去する効果が期待できます。
お手入れも簡単で耐久性が高く、経年劣化もしづらいのが嬉しいポイントです。
リビングや玄関、寝室など家中に簡単に施工ができる人気の建材です。
建具を引戸に交換する
湿気を溜めないために一番大切なのは換気です。
しかし、換気のためにドアを少しだけ開けておいても、気付けば全開になってしまっていたりしませんか?
プライバシーも気になりますし、見た目もだらしないですよね。
引き戸なら、少しだけ開くということが容易にでき、風通しを良くすることができるのでオススメです。
簡単なリフォームで、過ごしやすい家づくりが可能です。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
北側の壁にメインの大きい収納を作らないなど、間取りも湿気がこもりにくい工夫をすると良いでしょう。
ウォークインクローゼットにはできれば出入り口は2ヵ所設けて、風の通り道を作ったり、押し入れやクローゼットの扉には通気口を設けるなど・・・
前述した、エコカラットを収納内に貼り付けるのもオススメです。大切な衣服にカビが生えるのを防ぎます。
エコカラットは調湿機能だけでなく、脱臭機能もあります。
玄関のシューズクローゼットは家族の人数分に合わせて余裕のある設計になっていますか?
ぎゅうぎゅうに靴が入っていると靴にカビが生えてしまいます。
風が通る余裕のある収納を心がけましょう。
家の中で一番湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいのは浴室でしょう。
浴室はカビの発生しやすい条件がそろってしまっているので、ちょっと油断するとすぐカビてしまう・・とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
リフォームでできるカビ対策がありますので、ぜひ取り入れてみてください。
カビが発生する原因の大きな要因が、やはり換気が上手くできていない事になります。
毎日お掃除をしていてもカビにお悩みでしたら、浴室換気暖房乾燥機の設置をオススメします。
常に乾燥を心がけましょう。
浴室換気暖房乾燥機は、毎日の浴室の乾燥、洗濯物の乾燥、寒い時期のヒートショックを予防できる・・など万能です。
乾燥機付きの洗濯機があるからいらないな・・と思っている方も多いと思いますが、ぜひリフォームで取り入れていただきたい住宅設備です。
また、カビが生えにくい素材の床材や、パッキンがない扉などもあります。
こういったものを選ぶと、毎日の簡単な掃除だけでカビの発生を防ぐことができます。
湿気や結露は、毎日のメンテナンスが一番大切ですが、リフォームで日々のメンテナンスを軽減することが可能です。
ぜひリフォームで取り入れてみてくださいね。
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