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クロスの寿命は何年?貼替えサインと失敗しないクロスの選び方
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◇ クロスの寿命は何年?貼替えサインと失敗しないクロスの選び方 ◇
「そろそろ壁紙を貼り替えたほうがいいのかな?」と感じつつも、まだ大丈夫かもしれない…と迷っていませんか?
実は、クロスには寿命があり、劣化したまま放置すると見た目が悪くなるだけでなく、剥がれやカビの原因になることも。
適切なタイミングで貼り替えれば、お部屋の印象が一新し、快適な空間に生まれ変わります。
そこで今回は、クロスの寿命や張替えのサイン、さらに「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないための選び方について解説します。
クロス張替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください!
目次
1 クロスの寿命は何年?放置するとどうなるの?
クロス(壁紙)の寿命は一般的に10年程度と言われています。
しかし、生活環境やお部屋の使用状況によっては、もっと早く劣化が進むことも。
【放置するとどうなるの?クロス劣化のリスク】
・見た目が悪くなる
色あせや黄ばみで部屋が古びた印象に
継ぎ目が開いたり、めくれたりして清潔感が損なわれる
・ 剥がれが広がる
クロスの接着力が弱まり、部分的な剥がれが悪化
一部だけ貼替えが難しくなり、全面リフォームが必要になることも
・カビやダニの発生
湿気がこもるとクロスの裏にカビが繁殖
健康被害の原因になり、アレルギーや喘息のリスクに
・壁そのものが傷む
クロスの劣化を放置すると、壁の下地まで傷み補修費用がかさむ
下地が腐食すると張替えだけでは対応できず、大規模な工事が必要になることも
2 クロスの貼替えサインとは?クロスを長持ちさせるポイント
クロス(壁紙)は消耗品であり、一般的に10年程度が張替えの目安とされています。
しかし、部屋の使用頻度や環境によって劣化のスピードは異なります。以下のサインが見られたら、張替えを検討しましょう。
【クロスの貼替えのサイン】
・汚れ・変色が目立つ
キッチン:油汚れや煙で変色しやすい
水回り:湿気によるカビの発生
喫煙環境:タバコのヤニで黄ばむ
直射日光:紫外線で色あせる
・剥がれ・めくれが目立つ
クロスの継ぎ目や角が浮いている
下地が見えてきている
・表面の劣化
触ると粉が落ちる(毛羽立ち)
つなぎ目が目立つ(クロスの収縮)
・機能性の低下
防カビ・消臭機能が効かなくなった
カビやニオイが気になるようになった
【クロスを長持ちさせるポイント】
・ 傷や汚れを防ぐ
クロスの表面に傷がつくと、補修が難しくなります。
また、汚れも種類によっては簡単に落ちません。
家具の角が壁に当たらないように配置し、色移りを防ぎましょう。
ペットがいる家庭は、ペット対応のクロスを検討するのもおすすめです。
・ こまめに換気をする
タバコの煙や料理の油煙は、クロスを黄色く変色させたり、ニオイが染みついてしまう原因に。
湿度が高い時期は結露やカビも発生しやすいので、換気扇や除湿器を活用して、室内の空気をしっかり換気しましょう。
・ 直射日光を避ける
直射日光がクロスに当たると、紫外線で色あせや傷みが進みます。
カーテンやブラインドを使って日光を遮り、紫外線カットフィルムを窓に貼るのも有効です。
・ 高温多湿を避ける
暖房や加湿器の風が直接クロスに当たらないように注意。
湿気が多い環境はクロスに悪影響を与えるため、部屋の湿度管理も大切です。
3 失敗しないクロスの選び方
部屋に合わせて適切なクロスを選ぶため、クロスの種類と特徴をまとめました。
【ビニールクロス】
特徴
・塩化ビニール樹脂を主原料にしたシートで、プリント柄や織物柄、立体感を出したものなど多種多様なデザインが揃っています。
・価格が安く、施工費も抑えられます。
メリット
・耐水性があり、汚れが簡単に拭き取れる
・防臭、抗菌、防カビなどの機能が豊富
・汚れやすい場所にも最適
デメリット
・化学物質を使用しているため、アレルギーの心配がある
・独特なニオイがある
・通気性・調湿性が弱いため、湿気がこもりやすい
おすすめ場所
・キッチンや玄関など汚れやすい場所に適しています。
【織物クロス】
特徴
・木綿、麻、絹などの自然素材や化学繊維を使ったクロス。
高級感や重量感があり、特に自然素材にこだわりたい場所に向いています。
・表面は水拭きできず、ホコリは掃除機やブラシで取り除く必要があります。
メリット
・通気性・調湿性があり、空気を清潔に保つ
・自然素材なのでアレルギーの心配が少ない
・丈夫で破れにくい
デメリット
・価格が高く、施工費もかさむ
・汚れが落ちにくく、特にキッチンには不向き
・摩擦に弱く、ホコリが付きやすい
おすすめ場所
・リビングや客間など、高級感を出したい部屋に最適。
【紙クロス】
特徴
・和紙やパルプなどを素材にしたクロスで、欧米風のデザインが多く、色や柄が個性的。
・撥水加工されているものもありますが、一般的には水拭きは避けた方が良いです。
メリット
・通気性と吸音性があり、快適な環境を提供
・個性的なデザインが楽しめ、自然素材なのでアレルギーにも安心
デメリット
・価格が高く、施工費もかさむ
・水や油に弱く、シミになりやすい
・摩擦に弱いため、傷がつきやすい
おすすめ場所
・客間や和室など、高級感を出したい場所に最適。
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